みなさまこんにちは
今まで測定結果に満足しなかった経験はありますか?
「加工前にピックで平行倒れを確認して、加工後もチェックしたのにそんな結果の訳ないだろ?」
「いえ、三次元測定機で確認したらこのような結果になっております」
このパターン、間違いなく測定結果が間違ってるんですよね。
こちらの記事でもお伝えしておりますので是非ご一読いただけますと幸いです。
三次元測定機が全てだ!という考え方の測定者は、
「基準となるモノ」で本当に3次元測定機の測定結果が正しいのか確認してないと思われます。
また、プローブ校正する際に使用する校正球の使い方も分かってないんですよね。
「知っとるわ!プローブ校正モードで校正球に当てるだけで自動で校正してくれるんじゃ」
と思った貴方は半人前です。
それからプローブをワークに当てる方向もセンスない人いますよね。
プローブを当てれば正確な数値が出てくると思っている人が、
三次元測定機を操作しているのにビックリです。
とあるお客様が他所でならい測定した結果に納得がいかないとご相談がありました。
ボーリング加工しているのに測定データがガタガタで、
公差内に全く入っていないとのこと。
お話を詳しく聞かせて頂くと、
「そりゃそんな測定方法じゃ正しい数値が出ませんわ」と
このようなイメージです

「おいおい、何がダメなんだ?」と思われる方は、
一度現場に入って加工の勉強をされる事をおすすめします。
三次元測定機が悪いんじゃなくて、測定者が悪いんですよね。
とういう事で当社で正しいやり方でならい測定をした結果、
見事に加工者の狙い通りの数値が出ました。
測定機が新しいかどうか
メーカー校正をしているか
温度管理をしているか
確かに重要な事ですが
「人が三次元測定機を正しく扱えているか?」
これ、すごく重要ですよ。
「自信を持って加工をしたのに三次元測定機で測定したら公差が外れていた」
このような問題がありましたら是非当社にご相談下さいませ。
「測定結果の独り歩き」を防ぐ「ノウハウ」が当社には御座います。